ナムコが開発中の対戦アーケードゲーム「NewSpaceOrder」のBGMが公開されました
mp3をダウンロードして試聴できます。
このゲーム、ゲームセンターで遊ぶ対戦RSTなんですが、選べる国の中にゼビ語を使う軍事国家があるらしいです。
で、今回はBGMのゼビ語の軍歌が公開された次第。
一応説明すると、ゼビウスのバックグラウンドストーリーで使われる言語が「ゼビ語」です。ゲームの原作者が書いた小説ではゼビ語やゼビ数字(なんと16進数!!)が使われていたりしました。
開発ノートをみると、「社内の資料を探してゼビ語の辞書を作った」とか「語彙が足りなかったので、遠藤氏が作ったゼビ語を「旧ゼビ語」として、新ゼビ語を作成」などと、やる気十分のようです。
ゲームはまだロケテ中らしいですが、サントラが出たら買うかなぁ
詳しくはリンク先をみてもらうとして。
ここ2,3年、アニメとか巨大ロボ世代が世の中を仕切れる時代になったんだなぁとつくづく思うわけです。
技術者が以前なら「鉄腕アトムをつくりたい」とAI研究していたところが、
「やっぱボトムズでしょ」と乗用二足歩行車両を作ったり。あまつさえ販売したり。
ちなみに、ガンダムバーは仙台市内らしいので、旅行の折りにでも是非。
ライノベ紹介
「空ノ鐘の響く惑星で」渡瀬草一朗 著 電撃文庫
とりあえず、2巻まで読了。
地球でないどこかの星の中世風の王国での物語。
設定を見るとどこかで見たようなある意味、理解しやすい物なのに、その切り口、語り口が斬新でおもしろいです。
2巻まではほぼ王国の第4王子の視点で話が進んでいます。冒頭、月の形やその風習で異世界物とわかりつつも、王室の内部事情や宗教の設定の話がつづきます。
で、普通のファンタジー物(魔法はないみたいですが)と思わせておいて、いきなり異世界トラベル物へ梶を切るあたり、ただものではありません。
1巻のラストなんて、「これは2巻を読まざるを得ない」ぐらいの引きの良さです。2巻では主人公の周りの状況が動き始めたばかりで、設定のおもしろさの半分も使ってないんじゃないでしょうか?
長期連載でじっくりと書き進めて欲しいですね。
寝たバレ
も一つおもしろいのが、「来訪者」と呼ばれる地球からの転送組の存在なんですが。
普通はこちらを主人公にして、異世界探検ものにするところを、どうにも未来技術っぽい知識満載の地球人達が顔見せだけで2巻現在行方不明。
2巻末ではこの世界が「作られたor管理された」世界っぽいという流れにしておいて続かせるあたり、ファンタジー好きだけではなくてSF者の興味も引いてますよ。